北京五輪の市場開発計画が正式にスタート

2008年北京五輪の市場開発計画が9月1日、北京で正式にスタートした。国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長、北京五輪組織委員会の劉淇主席が世界に市場開発のスタートを発表した。

劉淇主席は式典でのあいさつで、コカコーラ、ゼネラルエレクトリック(GE)、ジョンハンコック、コダック、松下電器産業、サムスン電子、シュルンベルジェ、スウォッチ、ビザといった世界的な企業9社が2005〜2008年の期間中に五輪のスポンサーを担当することでIOCと合意書に調印したことを紹介し、また現在、国内でも有名企業数社が参加を計画しており、市場開発への参加に意欲を見せていると語った。劉主席はさらに「これらは企業の北京五輪と五輪市場開発に寄せる信頼と支持を示している」と強調し、「内外の企業が、五輪というチャンスをとらえ、多様な方法で五輪市場開発計画など準備作業に積極的に参画し、最高の五輪を開催するために貢献してほしい」とアピールした。

五輪市場開発計画には、IOCによる市場開発計画と開催都市の五輪組織委による市場開発計画が含まれる。北京五輪の市場開発計画はスポンサー開拓部分と標識の使用権などの許可・契約に関する部分で構成されている。