張文康衛生部長、原因不明の肺炎は効果的に抑えられたと表明

張文康衛生部長が4月3日、北京での記者会見で、中国で発生した原因不明の肺炎はすでに効果的に抑えられ、中国での仕事と暮らし、また観光はいずれも安全であると強調した。

張文康衛生部長は、その際、「中央と地方の関係部門の努力により、いま中国での発病率は非常に低くなり、全快した人の数も著しく増え、肺炎の蔓延状況は効果的に抑えられ、大衆の生産活動と生活も正常に回復し、社会は安定している」と述べた。

張文康氏は、また祖国大陸は最近台湾における原因不明の肺炎の発生状況に大きく関心しており、その予防と治療法について台湾の専門家と協力していきたいとの姿勢を表明した。

張文康衛生部長は、その際、「いま、海峡両岸の医療衛生分野の交流ルートには何の障害もなく、台湾側は原因不明の肺炎に関する情報を得ることは出来ないという問題は存在せず、祖国大陸は台湾同胞にすべての援助を提供したいと願っている」とした上で、双方が協力し、共同の措置を講じ、原因不明の肺炎の蔓延を効果的に抑えていくよう呼び掛けた。

この他張文康衛生部長は、余計な問題を派生させたり、下心をもって根拠がない無責任なデマを飛ばしたり、また人権という口実を設け、この原因不明の肺炎発生などを理由にして主権国家でない台湾のWHO・世界保険機関への加盟を企む気勢を盛り上げないよう台湾当局に希望した。

張文康衛生部長はさらに、中国と世界保健機関は、原因不明の肺炎の予防と治療で良好に協力しており、世界保健機関の専門家も、中国の予防治療活動を評価してきたと語った。