胡錦涛総書記、日本民主党訪中団と会見

胡錦涛中国共産党総書記は4月16日北京で、菅直人党首をはじめとする日本民主党訪中団と会見した際、「新たな歴史条件の下で、中日関係の健全で安定した発展を推進するのは、わが両党と両国の政治家の責任だ」と強調した。

胡錦涛総書記は更に「中国共産党と中国政府は一貫して中日関係を高度に重視し、中日双方は歴史や次の世代に対して責任を負う態度で、歴史を鏡にし、未来に向けて中日共同声明と中日平和友好条約及び中日共同宣言に決められた原則に基づき、政治的相互信頼を増やし、互恵協力を深め、対話と協議を強め、両国関係に絶えず新たな活力を注ぎ、新しい世紀に平和と発展に向けた中日協力パートナー関係を新しいレベルに高めなければならない」と述べた。

これに対し、菅直人党首は「日本民主党は中国共産党との関係発展を非常に重視する」と述べた上で、中日両国は各分野、とりわけ経済分野での協力を更に強化していくべきであるとの考えを示した。