胡錦涛主席、ブッシュ米大統領と電話会談 

胡錦涛国家主席は4月26日夜、アメリカのブッシュ大統領と電話会談を行い、双方は新型肺炎と朝鮮の核問題について意見交換を行った。

ブッシュ大統領はその際、中国政府が新型肺炎の予防と治療の面で払った多大な努力を高く評価した上で、アメリカ政府はできる限りの支持と援助を提供したいとの姿勢を示した。

これに対して、胡錦涛主席は「中国政府は現在、有力な措置を講じて、新型肺炎の蔓延防止に取り組んでいる。中国政府は終始、人民大衆の健康と生命安全の保護を最優先に考えており、苦しく辛い努力が必要とされるが、必ずや新型肺炎との戦いに勝利できると確信している」と述べた。

ブッシュ大統領はまた、朝鮮の核問題について、中国政府がこの面で払った積極的な努力に感謝の意を示し、「アメリカ政府はこのプロセスを継続し、外交ルートを通じて朝鮮の核問題を解決することに賛同する」と述べた。

これに対して、胡錦涛主席は「北京会談は朝鮮核問題の平和解決のためのいいスタートとなった。各方面が誠意を持って、対話と協議を行えば、必ず問題解決の方法は見つけることができるだろう。中国政府はこの問題の平和的解決を推し進めるため引き続き努力を払っていきたい」と強調した。