胡錦濤総書記、社民党の土井党首と会見

中国共産党中央の胡錦濤総書記は4月29日午後、日本・社民党の土井たか子党首と人民大会堂で会見した。

胡総書記は「友好と協力は中日関係の主流であり、両国国民をつなぐ懸け橋だ」と強調。中日双方は、中日友好の貴重な成果を大切にするとともに、「歴史を鑑(かがみ)とし、未来に向かう」の方針で平和と発展、友好と協力という流れを維持しなければならないとした。また、「中日共同声明」「中日平和友好条約」「中日共同宣言」の順守を求めたうえで、「中日関係の政治的基礎を強化し、各分野での交流と協力を進めることで、中日の善隣友好協力関係を健全かつ着実に発展させなくてはならない」と述べた。

胡総書記はまた、中国共産党と日本社民党の交流20周年を祝うとともに、社民党が長期にわたり中日友好事業に果たしてきた努力と貢献を高く評価した。