中国政府、日本の一部政府要人が台湾当局に誤ったシグナルを
送ったことを非難

日本駐在中国大使館のスポークスマンは5月14日中日両国の記者に対し、日本政府の一部要人が主権国家しか加盟できないWHO・世界保健機関への台湾の加盟を支持するため、無責任な談話を発表したことを強く非難した。

このスポークスマンはその際、「中国人民が全力を挙げてSARSと闘っている時に、台湾当局はSARSの発症を機に、国際社会で『二つの中国』あるいは『一つの中国、一つの台湾』を作りだすことに躍起になり、いわゆる主権国家として国際社会から認められることを企んでいる。注目すべきことは、世界の大多数の国が中国政府の一貫した立場に理解と支持を表明しテいるにもかかわらず、日本の一部の政府要人とメディアは台湾当局のこの行動を支持し、中日関係の政治的基盤にかかわるこの原則的な問題で無責任な談話を発表し、台湾当局に誤ったシグナルを送ったが、中国人民はこれに強い不満を抱いている」と指摘した。