4月の北京消費財市場、全体では安定した成長

北京市統計局の最新統計データによると、4月、北京市の消費財市場では小売額が依然として一定の成長を保ち、全体的には下落の局面になっていない。しかし、SARSの感染状況が今後しばらくの間にもたらす影響は無視できないものだとされている。

この統計によると、食材と衣類の項目は昨年同期に比べると、ほぼ横ばいだが、日用品は23%の増加を見せた。日用品の中では、主としてSARS対策の関連商品に著しい増加の傾向があり、中でも、漢方薬の薬草及び完成薬、日用洗剤、書籍、雑誌類、通信機材などの商品の購入と販売が活発に行われ、全市の日常用品小売り額の増長を牽引する主要商品となっている。