温家宝総理、SARSの予防・治療と経済建設が共に
勝利を収めるよう要求

温家宝総理は5月21日開かれた国務院の第2回全体会議で談話を発表し、SARSの予防と治療を堅持し、経済の発展を促し、SARSによる損害を低減させ、SARSの予防・治療と経済建設が共に勝利を収めるよう期待した。

温家宝総理はその際、「ここ数日、中国のSARS感染状況は安定しているが、予防と治療作業は依然として厳しいものである。農村にはSARS拡散の恐れが存在している。各地と各部門がSARSの予防と治療を重要な任務とし、科学的な方法で、法に基づき予防・治療活動を展開し、流動人口の増加や農村出稼ぎ労働者が都市部に戻り、学生が学校に戻るなど新しい動きを緊急に研究し、SARSの農村への拡散を断固として防止するよう求めた。

温家宝総理はまた経済の発展や、就職、社会保障などの活動について指示した。