呉儀副総理、中国は必ずSARSを打ち勝つと

呉儀副総理兼衛生部長は5月20日WHO（世界保健機関）第56回総会の一般討議で発言し、「現在中国のSARS予防・治療作業は基本的に手順に沿って順調に行なわれているが、まだ重要な時期を脱していない。中国はSARSの予防・治療作業とは難しく、複雑で且つ繰り返し行なうべきものだと深刻に受け止めている」と述べた。

また、呉儀副総理は中国のSARSの予防・治療における経験について、「第一に、WHOが国際衛生実務での役割を充分生かし、国際協力を強化すると共に、双方の協力の強化、促進を行なう必要があること。第二に、各国は伝染病の応急検査や予防、治療システムと情報通報ネットワークを構築し、国際応急システムを設立・整備し、重大疾病災害に対応する力を高める必用があること。第三に、経済発展と社会発展が歩調を合わせ、互いにその発展を促進する必要がある」とまとめた。