中国、米の国際宗教自由委員会の2003年度報告を非難

章啓月外交部スポークスマンは5月16日、「アメリカの所謂国際宗教自由委員会は宗教の自由という看板を掲げ、中国の内政に何度も干渉し、中米関係を損なっているが、これは人心を得られないばかりか、必ず失敗に終わるに違いない」と指摘した。

章啓月スポークスマンはまた、「この委員会はこのほど、所謂2003年度報告を発表し、中国など発展途上国の宗教情況をでたらめに評価しており、その中国についての部分では事実を無視し、中国の宗教と民族政策をむやみに糾弾し、またひいてはカルト教団『法輪功』の肩を担いでいるが、これはまったく理に合わず、ただその無知な点と偏見さを証明するだけだ」と述べた。

章啓月スポークスマンは更に、「中国政府は法に基づき公民の宗教の自由を保護しており、中国の公民は法に基づく宗教の自由という権利を有している。中国政府が『法輪功』を取締っているのは公民の基本的人権を保護するためであり、広範な大衆と宗教界から擁護されている」と述べた上で、中米関係に再び妨害を設けないよう当委員会に忠告した。