中国政府、『新疆の歴史と発展』白書を発表

中国国務院報道弁公室は5月26日『新疆の歴史と発展』に関する白書を発表した。

『白書』は中国歴代の中央政府の新疆に対する管理やいわゆる「東トルキスタン」問題の由来、及び新中国成立後の新疆の経済、社会の発展状況などを紹介している。

この『白書』はまた、「新疆地方に住む少数民族の自由と各種権利は充分に保障され、その風俗習慣と宗教信仰の自由も保護されている」とした上で、いわゆる「東トルキスタン」問題の由来について重点的に説明を行い、「20世紀90年代以来、内外の一部の『東トルキスタン』勢力が中国の新疆地方と一部の国で一連の暴力テロ事件を画策し、実施した。これは中国各民族人民の生命の安全と社会の安定に危害をもたらし、関連の諸国と地域の安全と安定をも脅かしている」と指摘した。

『白書』は更に、新中国成立以来、新疆地方の経済と社会の迅速な発展状況を紹介している。