胡錦涛国家主席、エビアン・サミットで演説

胡錦涛国家主席は6月1日、フランスのエビアンで開かれている主要国首脳会議・エビアン・サミットに出席し、先進国と発展途上国が全面的な協力を行い、共同の発展を促進するよう呼びかけた。

胡錦涛主席はこの会議で国際協力の強化と共同の発展の促進について、有力な措置を講じて、世界経済の成長を促進すること、互いに心を開いて交際し、世界の多様性を維持すること、多国間の協力を強化し、国際経済新秩序の樹立を推し進めること、そして南北双方の実質的な協力内容を更に充実させるため力を入れることなど四つの提案を出した。

胡錦涛主席はまた、「世界平和の維持と共同発展の促進は世界各国人民の共通した願いである。先見の明と責任感をもつ各国の政治家は世界各国人民の願望に従って、この二つの問題の解決のために絶えず努力していく必要がある」と述べた。