胡錦涛国家主席、カザフスタン大統領と会見

カザフスタンを訪問した胡錦涛国家主席は6月3日ナザルバーエフ大統領と会談を行い、また両国の共同声明に調印した。

この共同声明は「双方は両国の善隣友好協力条約など政治文書が定めた各内容と原則を全面的に実施し、両国の友好協力関係を絶えず充実させていく」と表明している。

また両国はこの声明で、定期的なハイレベルの対話と協議を続け、相互信頼を絶えず高めると共に、国境地帯の恒久的平和と世々代々の友好を保ち、効果ある措置を講じて、「東トルキスタン」組織を含む全てのテロリストを共同で取締っていく決意を表わした上で、平等互恵に基づき、経済貿易など分野での協力を強化させ、アジア地域の平和、安全と安定のため共に尽力していくとの姿勢を表明しあった。

そして胡錦涛主席は当日、カザフスタンのタスマガムべトフ首相、アブディカリモフ上院議長とトゥヤクバイ下院議長とそれぞれ会見し、二国間関係と互恵協力の強化について踏み込んだ意見交換を行った。