李肇星外相、日本の川口外相と会見

李肇星外相は6月17日、カンボジアの首都・プノンペンで日本の川口外相と会見し、双方は中日関係などの問題について意見を交換した。

この中で、李肇星外相は「胡錦涛国家主席はこのほど、サンクトペテルブルクで日本の小泉首相と重要な会談を行ない、中日関係の重要性を確認し、強調した。今年は「中日平和友好条約」締結25周年に当る。双方はこれを契機に、両国指導者の会談の成果を実際の行動に移して、両国の共通の利益を拡大し、現存する問題を正視し、とりわけ歴史問題と台湾問題をよく処理して、両国関係の改善と発展に切実に努力を払うべきだ」と述べた。

これに対し、川口外相は「日本側は、日中友好が両国人民の根本的利益に合致するものと確信しており、新しい世紀における両国関係の全面的発展に力を入れていく」と表明した。