世界観光機関総会、10月19日北京で開催

フランジアリ・世界観光機関事務局長は7月1日パリで、「WHO・世界保健機関が北京に対する渡航延期勧告とSARSの感染地域指定を解除したため、世界観光機関の総会は予定通りの10月19日に北京で開催される」と発表した。

フランジアリ事務局長は、また「今回の総会は歴史的な意義があるもので、世界観光機関はすでに国連の専門機関とされる各プロセスをクリ―アして大きな進展を遂げている。10月の総会では協定を結び、国際社会が観光業を工業、農業、運輸業、教育、科学技術と同じく、人類の重要な生産活動であると認めるという宣言をすることになっており、これは観光業に対する人類の認識を大きく変革するものになる」との考えを示した。