外交部、香港の立法に対する口出しを非難

孔泉外交部スポークスマンは、7月1日の記者会見で、香港の基本法第32条についての立法に対し、一部の国は口出しすべきではないと強調した。

孔泉スポークスマンは、その際「国の安全と統一を損なう犯罪的行為を禁止するため立法することは、世界各国の立法での通例である。香港での立法の手続きは民主的で公開されており、幅広い協議を経たものであり、これはこの基本法が香港住民の諸権利と自由を確定していることを十分に表し、国際的人権条約の関連条項にも符合している」と述べた。

また孔泉スポークスマンは、アメリカを訪問する王毅外交部副部長は、朝鮮の核開発問題での中国側の原則的立場をアメリカ側に表明し、4月のこの問題についての“北京会談”が継続されることを希望すると発表した。

孔泉スポークスマンは、「王毅外交部副部長は、訪問期間中にアメリカ側と国際問題や地域問題について協議をおこない、アジア情勢、特に朝鮮半島情勢が協議の重要な内容となる。王毅外交部副部長は協議の際、朝鮮半島の非核化を支持し、朝鮮半島の平和と安定の維持要求という中国側の立場を改めて示すだろう」と述べた。

孔泉スポークスマンは更に、「SARS発症のため一時影響を受けた中国の外交活動は正常に戻った。今後中国を訪れる外国の指導者も増え、中国指導者の海外訪問も正常化するだろう」と語った。