今年上半期の中国経済の成長率が8%以上になる見込み

今年に入って以来、中国経済は、SARS・新型肺炎などのマイナス的影響を受けたにも関わらず、引き続き高度成長を保っている。中国の権威ある経済部門はこれについて、「今年上半期、中国経済の成長率は、去年同期よりやや高く、8%を上回るだろう」と見ている。

予測によると、今年上半期、中国の投資と輸出の増長率はいずれも30%を上回り、外資の実際利用額も30%近く増えたということだ。

国家発展改革委員会マクロ経済研究院の専門家陳東棋氏は、「中国経済の発展で、需要では、主に投資と輸出、供給では、主に工業がそれぞれ役割を果たしている。現在、この三つの指標数にはいずれも下り坂状態が見られないことから、国民経済の迅速な成長は影響を受けないだろう」との考えを示した。