中韓両国、共同声明を発表

中国と韓国は7月8日北京で、共同声明を発表し、「両国の指導者は国連憲章の原則、両国国交樹立共同コミュニケの精神及び両国間の既に存在している協力パートナーシップを元に、未来に向けて、両国の全面的な協力パートナーシップを確立することで合意し、それを明らかにした」と指摘した。

この声明は「中国側は韓国政府が経済の発展、朝鮮半島及び地域の和平と繁栄の促進のために払ってきた積極的な努力を高く評価しており、韓国政府は中国が堅持している善隣友好の外交方針を高く評価した。双方は朝鮮半島の和平と安定を維持し、朝鮮半島の非核化の地位を確保するべきであると考えると共に、対話によって、朝鮮の核問題を平和的に解決するできるものと確信している」としている。

韓国側は中華人民共和国政府が中国を代表する唯一の合法的な政府であり、一つの中国の立場を引き続き堅持していくとの立場を重ねて表明した。

一方、中国の呂福源商務相は、「中国と韓国の経済貿易往来が向こう5年内に、1000億ドルに達することは喜ばしい、非常に現実的な目標だ」と述べた。

これは呂福源商務相が7月8日、中韓投資協力委員会第二回合同会議に出席した際、述べたものである。

呂福源商務相はその際、「両国の国交樹立11年来、その経済貿易往来が世界でも希に見る早いテンポで発展し、中中国側の統計によって、去年、双方の貿易額は440億ドルを突破し、今年の1月から5月までの5カ月間に、更に去年の同期より40%を超えた伸び率で増えている」と明らかにした。