外交部副部長の朝鮮訪問は重要で、有益なもの

孔泉外交部スポークスマンは、7月15日北京の記者会見で、「戴秉国外交部副部長が朝鮮訪問を終えたばかりだが、今回の訪問は重要で、有益なものだ」と明らかにした。

孔泉スポークスマンは、また「両国関係の角度から言えば、それとも地域情勢を処理し、国際情勢を話し合う角度から言えば、今回の訪問はいずれも重要な訪問だ。朝鮮訪問期間中、中国と朝鮮両国は、朝鮮の核問題について深く突っ込んだ意見交換を行った。このため、今回の訪問は、有益な訪問でもある」とした上で、更に「訪問期間中、中国と朝鮮両国は一部の問題で見解の一致に達した。中国側は、北京協議のプロセスを引き続き行なうため、関係各方面が朝鮮核問題の平和的解決という方向を堅持し、朝鮮半島の平和と安定を維持し、朝鮮半島の非核化を確保するよう希望している。同時に、中国側は、朝鮮側の平和への関心も解決されるべきだと思う。これらの目標を実現させることは、東アジアやアジア地域の平和と安定にとって非常に重要なものだ」と強調した。

孔泉スポークスマンは、また、イラク統治評議会の発足に歓迎の意を表した。

その際、孔泉スポークスマンは「このほど、イラク統治評議会が発足した。中国はイラクの国内情勢ができるだけ早く安定し、イラク人民が一日も早く安定した生活を送れるよう期待する」と述べた。

孔泉スポークスマンは、この他「インドネシアのハッサン外相の招きに応じて、李肇星外交部部長は今月の23日から24日にかけて、インドネシアのバリ島で開かれる第5回アジア・ヨーロッパ外相会議に出席する。また、会議の後、シンガポールのジャヤクマル外相の招きで、シンガポールを訪問する。それから、中国の温家宝首相の招きで、イギリスのブレア首相は、今月の20日から22日にかけて中国を公式訪問する」ことを明らかにした。