中国とASEAN、SARSによる影響消滅での協力表明

中国とASEAN・東南アジア諸国連盟とのSARSによる経済と社会への影響についての専門フォーラムが7月16日北京で閉幕し、新型肺炎・SARS抑制でASEAN各国が収めた大きな成果は、SARSによる社会へのマイナス的影響を緩和し、この地域の経済の発展にプラスとなったと言う点で共通の認識に達した。

このフォーラムは、中国のSARS抑制での重大な成果は、中国経済へのマイナス的影響を軽くし、その他諸国、特にASEANへの圧力をも緩めたが、これは中国政府のもつ高度の責任感を表している。今後現れ得る突発事件や危機により効果的に対処していくため、中国とASEAN各国はより緊密に協力し、経済協力と交流を一層深めていくべきだとしている。

フォーラム参加者はまた、SARSの経済と社会への影響は一時的かつ局部的なもので、中国経済の持続的な発展とASEAN経済の全般的発展という趨勢を変えてはおらず、変えることはできないと強調している。