胡錦涛国家主席、日中友好議員連盟代表団と会見

胡錦涛国家主席と全人代常務委員会の呉邦国委員長は7月23日北京で、日本日中友好議員連盟の会長で、自民党衆議院議員の林義郎氏を始めとする日本日中友好議員連盟代表団とそれぞれ会見し、中日の青年が中日友好事業に身を投じることを期待した。

胡錦涛国家主席はその際「新しい歴史条件のもとで、中日双方はどの時期よりも両国民の間の友好往来の強化を重視し、両国の若い政治家が更に中日友好事業に身を投じ、両国関係の持続的発展のために新しい活力を注いでいくことを積極的に励ますべきだ。中日関係は重要な発展段階にあり、双方は歴史を鑑みにし、未来に向かって、中日共同声明、中日平和友好条約、中日共同宣言の各原則を堅持し、チャンスをつかみ、交流を拡大し、攪乱を排除し、協力を強化し、新しい世紀における中日関係の発展のために新たな貢献をすべきだ」と述べた。

また、呉邦国委員長は「中国政府は一貫して、中日の善隣友好協力関係の発展を重視している。中日関係の発展は歴史を鑑みにし、未来に向かうべきだ。」と述べた。

これに対し、林義郎氏は「日中平和友好条約締結25周年に当たって、日中議員連盟代表団の中国訪問の目的は両国の友好関係に努める積極的な願いを表すことにある」と述べた。