胡錦涛国家主席、ロシア連邦議会のロミノフ議長と会見

中国の胡錦涛国家主席は、8月5日北京で、中国訪問中のロシア連邦議会のロミノフ議長と会見した。その際、胡錦涛国家主席は「中国はロシアと共に引き続き努力して、両国の戦略的協力の内容を絶えず充実させ、共同で新しい中ロ関係の新たな局面を切り開いていきたい」と表明した。

この中で、胡錦涛国家主席は「中国とロシアの関係は10数年の発展を経て、次第に成熟しており、両国のハイレベルの交流が密接になり、またメカニズム化を実現している。両国関係の発展は両国の立法機関とその関係者の積極的な参与と支持を離れてはならず、双方がこうした交流と協力を更に強化し、両国関係の全面的な発展のために積極的な貢献をしていきたい。中ロ両国が双方の政治的相互信頼を更に強化し、互恵協力を拡大することは地域と世界の平和と安定の維持にとってプラスとなる」と述べた。

これに対し、ロミノフ議長は「ロシアは中国を終始一貫中国をよき隣国とよき友と見なしており、また両国関係の発展を促進するため、協力を引き続き強化していきたい」と表明した。