胡錦濤主席、橋本元首相らと会見

胡錦濤国家主席は8月9日午後、中日平和友好条約締結25周年の記念行事に出席するため中国を訪れた日本の橋本龍太郎、村山富市両元首相、福田康夫官房長官、日中友好団体関係者らと人民大会堂で会見した。

胡主席は「中日平和友好条約の締結は、中日関係史上、画期的な意義を持つできごとだ。両国の平和共存、末永い友好の方向性を法律の形で初めて確立し、中日関係発展のための堅固な政治的基礎を築いた」と強調。「中日2国間関係をめぐる3つの重要文書の原則と精神にのっとれば中日関係は順調に発展し、この原則と精神に背けば中日関係に曲折が生じる」と指摘した。

胡主席はその上で「条約締結25周年を契機に、中日双方の各界関係者が共通認識を拡大し、相互信頼を増進し、平和・発展、友好・協力のテーマを視野に入れ、両国間の各分野、各方面の交流・協力を着実に推進し、ともに新世紀の中日友好事業の新局面を切り開くことを心から期待する」と述べた。