中国の今年1−7月の貸付残高は23%増の16兆元 

中国人民銀行は7月の中国金融状況レポートを発表した。それによると、7月末現在、中国の外資系を含むすべての金融機関の貸付残高は16兆元で、前年同期と比べて23.2%増え、伸び幅は年初と比べて4.8ポイント上昇し、1996年8月以来の最高額となった。

統計によれば、今年1−7月の貸付は累計2兆198億元増え、前年同期と比べて1兆863億元増えた。そのうち人民元貸付は累計1兆8872億元増え、前年同期と比べて9953億元増えた。人民元貸付の累計増加額は前年一年の人民元貸付増加額と比べて397億元増え、増加率はわりに速いものであった。

人民元貸付の投下方向から見て、短期貸付は6686億元増で、前年同期と比べて2435億元増え、中期流動資金貸付は855億元増で、前年同期と比べて929億元増え、中長期貸付の中のインフラ建設貸付は3314億元増で、前年同期と比べて1866億元増え、住宅ローンや自動車ローンなどその他の中長期貸付は4212億元増で、前年同期と比べて1936億元増えた。手形融資は3618億元増で、前年同期と比べて2672億元増えた。