上海の工業企業トップ500社の利益総額が急増

上海市統計局は2002年上海工業企業トップ500社を発表し、上海の工業企業の規模と利益が急速に拡大していることを明らかにした。

この業界ランキングで、上海工業企業トップ500社のランキングについて、1998年の同ランキング発表以来、その敷居はますます高くなっている。このデータによると、昨年のトップ企業500社における企業の年間売上高の最低ラインは前年比15.3%増の2億1400万元となった。

このデータによると、昨年のトップ500社の生産高の総和は4853億6700万元で、同市工業全体の59.5%を占め、98年より約60%増えた。資産総額は工業全体の61.9%を占める6620億5300万元で、同期比23%増となった。利益総額は全体の72.4%を占める399億4100万元で、同期比1.3倍増と大幅に上昇した。

これらベスト500社におけるトップ10社の変動はあまりみられず、1位は依然として上海フォルクスワーゲン(VW)自動車有限公司、次いで5位までは、宝山鋼鉄有限公司、上海市電力公司、中国石化上海石油化工株式有限公司、上海ゼネラルモーターズ(GM)である。