博鰲アジアフォーラム年次総会が11月に開催さる

新型肺炎SARSの影響で延期されていた博鰲アジアフォーラム年次総会が今年11月2、3日の両日に海南省博鰲で開催されることが明らかになった。

今回の年次総会は、もともと5月に予定されていたが、SARSの影響で開催が延期された。

今回の年次総会は、各国の政界要人、企業家、専門学者、メディアなどの代表約1000人が参加する予定。テーマは「アジア諸国が手を取りあい、共に発展の道を歩む」で、自由貿易協定(FTA)、金融提携、人材育成、アジア経済メカニズムなどの問題について全面的な討論と交流が行われる。

この博鰲アジアフォーラムは、アジアの政治、経済、学術の諸方面のエリートを集め、グローバル化の中でのアジアの存在意義やアジアの発展について対話を行うことを目的として、2001年2月にアジアの25カ国とオーストラリアの代表の共同発起により発足した非公式、非営利の国際組織であり、本部は中国においてある。