天津港保税区の輸入車取引は中国市場のトップ

天津港保税区によると、今年1−7月に、天津港保税区の輸入車の販売量は累計前年同期比39%増の2万9093台に達し、引き続き中国の輸入車市場でトップを占めている。

国内外市場の新たな変化に照らして、天津保税区管理委員会は関係部門との密接な協力を強化し、保税区内の企業に貿易代理、現代物流配送など一貫作業のサービスを提供し、自動車物流企業を統合し、分割配送システムを整備し、自動車金融を育成し、通関を速め、検査の効率を高め、市場管理を強化するなどの措置を講じて、輸入車取引のために良好な環境を整えた。これによって、保税区内に多くの自動車経営企業が集中し、ドイツのアウディ、ベンツなど世界有名な乗用車メーカーの中国分割センターの所在地となっている。

それと同時に、天津港保税区は国内外の自動車企業や取次販売業者に展示、取引を行う場所を提供することに努めている。昨年末にオープンした保税区国際自動車シティーはすでに世界的に有名な自動車の重要な展示・取引センターとなっている。今年上半期に訪れた賓客は10余万人に達し、販売された自動車は2800余台で、売上高は12億元を上回った。

第1回中国(天津)輸出入自動車部品貿易展覧会が今年9月末に天津港保税区で開催されるという。その時になれば、同展覧会は内外の自動車部品企業に展示、購買、商談の好機を提供し、高効率かつ便利な自動車部品物流の場所となり、保税区内の輸出入自動車のグリーン通路としての役割をより大きく果たさせるだろう。