呉儀副総理、「中国は外国投資家により整備した投資環境を提供」と語る

第7回中国投資貿易商談会が9月8日、福建省廈門市で正式に開幕した。呉儀中国共産党中央政治局委員・国務院副総理は同商談会の「国際投資フォーラム」に出席し、午餐会でスピーチを行った。その主な内容は次の通り。

経済のグローバル化が加速するに伴って、投資家が競争の中で主導的立場を勝ち取り、新たな優勢を確保するうえで、投資環境はますます重要になってきている。中国政府は、世界各国・各地域の投資家、政府機関、国際機関と共に努力して、より完備した、より公正かつ合理的で、より透明性や開放性に富む投資環境をつくり出し、内外企業の全方位的な協力のため、中国と世界経済の共同発展のために積極的に貢献したい。

中国はマクロ経済政策の連続性と安定性を維持し、人民元為替レートの基本的安定を維持し、社会主義市場経済体制をさらに整備し、市場経済秩序を整頓し、規範化させ、知的財産権保護を強化して、統一、開放した、競争が公平に行われ、信用できる市場環境をつくり出すように努力し、引き続き国際慣行や中国が世界貿易機関(WTO)加盟時に公約した事項に基づいて、外資導入と関係ある法律をいちだんと充実させ、外資開放分野を拡大し、対中投資を行う外資系企業に、安定、透明した政策環境と規範化された高効率の行政環境を提供し、対中投資をよりよく導入する。