国家発展改革委員会、事業投資の手続きを簡略化

国家発展改革委員会の姜偉新副主任は9月4日、80余社の中国大型企業グループ、多国籍企業を集めて開かれた「2003年中外企業グループ国際年次総会」の席上で、 現在、国家発展改革委員会はより進んだ投資体制改革案を起草し、関係各方面に意見を求めていることを明らかにした。

姜副主任によると、今回の改革案では、すべての企業の独自投資プロジェクトは、中央及び政府による投資が必要でなくなり、審査手続きも、関係部門に登録するだけで認可されることになる。

以前は登録する際、資金源、利益、製品、設備、生産などについて一一申請する必要があったが、今後は安全保障、構造、土地利用、水資源利用、環境保全などについて審査を受ければ済むようになり、特に大型企業グループは一度政府に認可されれば、その具体的なプロジェクトや施工はすべて企業側が独自に採択でき、審査を受ける必要がなくなるという。

また、国有資産管理委員会の邵寧副主任も同年次総会に出席し、来年も中央管理企業の管理を徹底的に行い、審査機関を設立し、企業が自ら定めたサラリー制を年俸制に改めるなど長期的な視野で改革促進を奨励していくと語った。