国務院台湾事務弁公室、名称変更デモを非難

国務院台湾事務弁公室スポークスマンは9月7日、台湾独立派による「台湾」への名称変更要求デモについて次のような声明を発表した。

台湾独立派が6日台北で、台湾当局の支持を受けて、地域名称を「台湾」に変更することを求めるデモを起こした。これは独立派がここ数年進めている、「漸進式台湾独立活動」の一環である。李登輝らの台湾独立勢力は、「台湾」への名称変更を訴えているが、これは中国から台湾を分割しようとする企みであり、平和、安定、発展を求める多くの台湾市民の民意に反するものであり、また両岸関係を破壊するもので、台湾人民の根本的な利益に反する行為である。分裂が人々の支持を得られることはなく、台湾独立が成功することはない。われわれは、多くの台湾同胞が是非をはっきりと弁明し、あらゆる方法による台湾独立や祖国分裂活動に反対するものと確信している。中国が完全統一という歴史的歩みに向かって進むことは、いかなる勢力も阻止できるものではない。