北京市、「皇室園林観光区」の設置を決定

歴史の文化遺産をより効果的に保護するため、北京市政府は2008年までに、市の西北部での皇室園林を中心とする重要文化財観光区の設置を決定した。

この「皇室園林観光区」となるところは歴史の文化財が最も集中している所であるが、ここにはユネスコに指定された世界文化遺産を始め、中国の重要文化財が約20ヵ所あり、紅葉の名所である香山、皇室の大庭園である頤和園と円明園などが含まれる。

この「皇室観光区」設置での第一陣として、頤和園と円明園の周辺地域が指定され、その企画面積は78ヘクタールに達する。