北京市は都市インフラ建設に外資と民間資本を導入

内外の企業を誘致するため、北京市は9月10日に開かれた北京都市発展重点プロジェクト企業説明会で、総額600億元の50件のインフラ建設プロジェクトを発表した。

これらのプロジェクトは北京市発展計画委員会が主導するもので、リストアップされた50件のプロジェクトは、ゴミ処理、廃水処理、地下鉄、高速道路など多方面にわたっている。

北京市発展計画委員会の関係筋によれば、今回発表されたプロジェクトは北京都市インフラ建設プロジェクトのうち急に実施するものを中心としているが、現行計画の準備状況からみて取り掛かりやすい部類がそろえられている。

オリンピックが開催される2008年までには、北京市の都市環境、交通、水資源供給など難度が高く、規模が大きなプロジェクトも民間企業に向かって公開入札が行われるという。

そのほか、オリンピック大会の開催と関係のあるプロジェクトの増加に伴って、北京市は建設工事の効率向上と都市建設の市場化促進を目指し、外国や民間から資本を大量に導入する方針を決めた。