中国電信のブロードバンド契約者が600万人を突破

通信大手の中国電信(チャイナ・テレコム)は9月15日、ブロードバンド利用契約数が600万件を突破したことを明らかにした。ブロードバンド利用契約数は中国全体では1千万件に達し、インターネット使用者の7分の1を占めて
いる。

ブロードバンドは、ダイアルアップ接続では到底不可能なさまざまな付加サービスの道を開いている。中国電信がこのほど発表したプラン「互連(インターネット)星空」では、映画・テレビ、ゲーム、音楽、証券、教育、リアルタイム放送、ドキュメントなど8種類のチャンネルをネット利用者に提供している。これらのコンテンツサービスは、わずか2カ月半で135万人の利用者を生み出した。中国電信は、16日から同プランの完全な商業運営をスタートすると発表した。

一方、中国網通(チャイナ・ネットコム)もブロードバンドサービスの拡大を進めており、2社の競争によるサービス向上が期待される。