中華全国総工会第14回全国代表大会、開幕

中国の労働組合の全国組織である中華全国総工会第14回全国代表大会は9月22日から、五日間の日程で北京で開幕し、全国各地から各業界の1600人余りの労働者の代表がこの会議に出席した。胡錦涛国家主席、全人代・全国人民代表大会常務委員会の呉邦国議長、温家邦首相などの中国指導者がこの開幕式に出席した。

曾慶紅国家副主席は開幕式で祝賀の挨拶を述べ、中国の労働者階級がゆとりのある社会を全面的に建設していく偉大な事業の中で中心となる役割を果たすよう希望する。

また、中華全国総工会の王兆国議長は報告を行い、五年来中国の労働組合が収めた成績と基本的な経験を総括した上で、向こう5年の目標と任務を打ち出し、「中国の労働組合は労働者全体の資質の向上に努め、かれらの合法的権益を確実に擁護し、労働関係と社会利益関係の協調に積極的に参加すると同時に、労働組合の組織建設を早め、その改革と建設を推し進め、幅広い分野で対外交流と協力を行っていく」と述べた。