胡錦涛主席、「香港の経済回復実現には安定が必要」と強調 

胡錦涛主席は9月27日北京で、霍英東氏を団長とする香港工商業界著名人北京訪問団と会見し、次のように述べた。

いまの香港問題を解決し、香港経済を回復させ、香港のもつ金融、貿易と航行輸送における世界的な中心的地位を強固なものにし、香港市民の生活レベルを改善するには、いずれも安定が必要で、安定こそが発展していく前提条件であり、安定がなければ何もできない。

中央政府は、“一国二制度”、“香港人による香港管理”と高度の自治の方針を終始堅持してきた。香港の繁栄と安定を維持するには、まず基本法のもつ権威を守り、次に董建華氏とその指導する特別行政区政府の施政活動を支持すること、第三に特別行政区政府と香港各界の人々がその力を経済の振興と民衆の生活レベル向上に集中することが必要である。特別行政区長官と特別行政区政府の活動を支持し、中産階級及び社会のその他各界の団結を強め、香港と大陸との経済協力を強化していくよう香港工商業界に希望した。