国務院台湾事務弁公室、

陳水扁の『台湾独立』の言論を批判

国務院台湾事務弁公室のスポークスマンは10月8日、記者のインタビューに対し、陳水扁がこのほど数回にわたって発表した『一つの中国』と『九・二共通認識』の否定や、『一辺一国』、『新憲法の制定』などの台湾独立に関する言論を強く批判した。

同スポークスマンは、陳水扁は自分の選挙のため、絶えず『台湾独立』の分裂言論をまき散らしているとのことである。『台湾独立』の分裂策動は既に台湾の社会の安定や経済発展に非常に大きな害をもたらしており、両岸関係の安定と発展に不利な影響を与えている」と述べた。

同スポークスマンは更に、「祖国大陸は台湾同胞の自主的な願いを尊重しつつ、しかし、台湾当局の『一つの中国』という原則に故意に挑戦する国家分裂の言論と行動には断固として反対し、祖国の統一を擁護し、両岸同胞の根本的利益にかかわってゆく」と述べた。

なお、『九・二共通認識』とは、海峡両岸関係協会と台湾海峡交流基金会が10年前に、海峡両岸は一つの中国を堅持することは口頭で確認し合ったものである。