小泉首相の靖国継続参拝発言は「理解し難い」

章啓月外交部スポークスマンは10月12日の記者会見で、小泉純一郎首相が訪問先のインドネシア・バリ島で靖国神社参拝を続ける意向を明らかにしたことについて「中日関係はまさに重要な発展期にさしかかっており、日本首脳のこの時期のこうした発言は理解し難い」と指摘した。

同スポークスマンは、靖国神社問題が高度に敏感な問題であることを日本側が適切かつ明確に認識し、「中日共同声明」など3つの政治文書の原則を厳守し、「歴史を鏡とし、未来に目を向ける」姿勢を堅持するとともに、中国の国民感情を再び傷つけることなく、両国関係の健全かつ安定した発展を推進するよう望む考えを表明した。