専門家・学識者の座談会で 経済情勢について意見聴取

国務院の温家宝総理は10月20日、今年の経済情勢や第4・四半期と来年の経済関連業務について、中南海で座談会を開き、経済界の専門家・学識者の意見や提案を聴取した。

温総理は新政府発足時に行った提案として、(1)国務院各部門の業務については、科学的な政策決定、法に基づく行政、民主的監督といった要求を徹底的に実施する必要がある(2)経済・社会発展の重要問題について、経済専門家・学識者など地方、各部門、社会各界の意見を常に幅広く吸収しなければならない――の2点を重ねて強調した。また国務院は今年上半期から、経済情勢や公衆衛生整備などの問題について、専門家・学識者らを招いた座談会を開いており、今回は3回目である。温総理は「こうした方法は、制度として確立し、長期にわたって継続していく必要がある」と述べた。