中国経済はSARSの影響を脱し、快調な成長を回復

中国国家統計局の邱暁華副局長は10月17日北京で、「今年第3・四半期のGDP が9.1%の成長を示し、中国の国民経済はすでに新型肺炎(SARS)による後退の影響を脱し、快調な成長を回復した」とし、次のように語った。

今年1月から9月にかけて、中国はSARSと深刻な干ばつや洪水などの災害に見舞われたが、経済は依然として好調な成長を示し、各事業も全面的に発展を上げる良好な勢いを保ち、多くの指標が近年来の最高スピードで増えており、生産、需要、効果、利益も互いに協調的に発展している。統計によると、今年1月から9月にかけて、中国のGDPは約8兆元に達し、昨年同期と比べて8.5%増え、各種の経済成分も全面的に成長している。海外貿易と外資利用の面では、1月から9月までの中国の輸出入総額と外資実際利用総額はいずれも大幅に上昇したと同時に、中国都市部の住民収入も引き続き増えている。