中国の1−9月の税収が22%増の1兆5000億元に

中国税務総局発表の最新統計データによると、今年1−9月の関税と農業収入を含まない中国全土の税収総額は前年同期比21.7%増の1兆5243億元に達した。

新型肺炎SARSの影響を受けて、中国の6月の税収が大幅に減少したものの、その他の月では増加の傾向を見せた。今年に入ってから、中国経済は高度成長を保ち、さらに投資、輸出などが好調であったことがその税収増加の大きな要因である。

そのうち、増値税、輸入間接税、企業の法人税などが増収の主体となり、全体の約70%を占めている。

各級税務機関の管理を強化し情報化などの手段を積極的に採用したことも増収に大きく貢献しているという。