中国の9月の乗用車生産台数が69.7%増

国家統計局発表の最新データによると、9月の乗用車生産台数が前年同月比69.7%増の19万3000台に達し、1−9月の累計生産台数は前年同期比87.2%増の143万7900台に達した。

統計によれば、9月の乗用車生産台数は前月から2万1900台増え、月ベースの生産台数の記録を更新した。また上海GMが5518台、広州本田が3900台、奇瑞が3508台、風神が1632台それぞれ増えた。この上位4社は増産分の3分の2を占めている。

同月に、販売価格低下のプレッシャーを受け、国慶節を目前に控えたことなどが乗用車の購買意欲を刺激し、販売台数は18万台を突破した。

業界筋によれば、現在、消費者の間でマイカー購入とともに乗用車買い替えブームが起きており、中古車市場の車年齢は益々短くなっている。さらに、新車投入量も増加しているが、その一方でリース後すぐに人気がなくなる新車も多く、新車市場にも大きなリスクが存在している。