下保昭画展が北京で

日本の有名な画家、下保昭氏の個展が10月26日から11月3日まで北京の中国美術館で開かれた。孫家政中国文化部部長があいさつし、綿貫民輔日本衆議院議長もお祝いに姿を見せ、楊力州中国美術館館長が開幕の言葉を述べた。

今年は中日平和友好条約締結25周年にあたる。この記念すべき日に、下保昭氏は北京で個展を催し、中国の題材を含む作品100点を展示した。

下保昭氏は1927年富山県砺波市に生まれ、水墨山水画が得意である。氏は中国を熱愛し、38回も中国に来て写生した。この現実主義的な創作方法は中国の美術界が最も熱中するものである。

氏の絵画風格は別に一派をなし、日本人特有の審美の気質をもっており、墨の色は豊富多変で、激情にあふれている。