18港湾都市の薬品輸入を認可

国家食品薬品監督管理局は10月30日、国務院の批准を得て、18の港湾都市の薬品輸入を認可すると発表した。18都市の薬品監督管理局には薬品輸入登録用印章が発給される。同18の都市は北京市、天津市、上海市、大連市、青島市、西安市、成都市、武漢市、重慶市、南京市、杭州市、寧波市、福州市、厦門市、広州市、深セン市、珠海市、海口市である。

今年8月18日、国家食品薬品監督管理局と中国税関総署が共同で発表した「薬品輸入管理規則」は2004年1月1日から実施される。同規則は1999年5月1日から施行された「輸入薬品管理規則」に取って代わるものである。

国家食品薬品監督管理局の張志軍氏によると、「来年1月1日から、これまで港湾薬品検査所が行っていた輸入薬品通関票審査と検査の職能を分離させ、薬品監督管理局は輸入薬品通関票を審査の上、発行し、薬品検査所は検査作業を行う。輸入薬品の到着先が上記の18都市以外であれば、輸入登録の手続きを受け付けない。