北京五輪チケット 人気・不人気種目のセット販売に

国家体育総局関係者によると、2008年北京五輪の入場券販売に際して、人気種目と不人気種目を抱き合わる形で売り出す方向となった。入場券、宿泊券をセットにした従来の「パック方式」は中止する。

これによると、2008年北京五輪の入場券収入は五輪関連の総収入の8〜10%となる見通し。入場券販売の増収に向け、ヨット、シンクロナイズド・スイミング、レスリング、射撃など人気の低い種目の入場券を新体操、水泳、テニス、競輪などの人気種目と抱き合わせて売り出す。人気種目の開催施設は、国際オリンピック委員会や各競技団体の関連規定内で、十分な観戦スペースを確保するという。

入場券と宿泊券をセットにした従来の「パック方式」は、価格が高騰し、販売が伸び悩む懸念があると判断した。