「SARS予防体制整備」全国対策会議

全国重症急性呼吸器症候群(SARS)対策指揮部は11月3日会合を開き、同指揮部総指揮を務める呉儀国務院副総理が各省、自治区、直轄市の現状報告を聴取した。

この結果、全国でこれまでに感染者が発生していないことが確認された。呉儀副総理は、SARS再流行防止のための積極的かつ統制の取れた予防体制が整ったとの認識を示すとともに、科学技術による対策の強化、応急体制の整備など、SARS再流行の防止に向け、今後もさらに綿密な体制を取っていく必要があると指摘した。