中国が日本、韓国と友好都市293組締結

11月6日無錫で開かれた第5回中日韓地方政府交流大会によると、中国は日本、韓国と293組の友好都市を締結した。

「友好都市の締結が、中国外交の不可欠な一部分である」と、中国人民対外友好協会の陳昊蘇会長は開会式で次のように述べた。1973年に天津市が日本の神戸市と初めて友好都市関係を締結した後、友好都市の締結が大きな発展をとげ、特に中・日・韓の間で友好都市が飛躍的発展をとげた。今までに、中日間の友好都市が220組ある。また、ここ11年来、中韓間の友好都市も73組に増えた。

同会議は、中・日・韓の地方政府の交流が地域経済の発展、地域協力の促進に対する役割について検討し、中日、中韓の友好都市の発展を新たな段階に入らせる。

中・日・韓地方政府交流大会は、中・日・韓3ヵ国の友好都市関係の調和を担当する機構である。1999年以来、中国人民対外友好協会、国際友好都市連合会、日本地方自治体国際化協会、韓国地方自治団体国際化財団が4回にわたり中・日・韓地方政府交流大会を開いた。太湖の湖畔にある無錫市は中・日・韓3カ国の首都以外で初めて同大会を開く地方都市である。近年来、同市は、友好都市及びほかの日本、韓国の都市と経済と文化に関する交流、協力を促進し、友情を深めた上、日系と韓国系企業の導入も大きな成果を上げた。今年9月現在、無錫に進出した日系企業は800社余り、外資利用額は32億ドル、韓国系企業は166社、外資利用額は7億7300万ドルである。