北京テレビセンター工事始まる

北京市中心部の東西に走る大通り――長安街で、北京テレビセンターのメーンビル(高さ258メートル)の工事が本格的に開始する。発注者の北京放送映画テレビグループは11月18日、土木建築工事を担当する北京建工グループ、機械電子設備工事を担当する北京城建グループと、それぞれ正式に請負契約を結んだ。

北京テレビセンターの建設予定地は、大北窰立体交差橋の東側から南に約200メートル離れたところにあり。 北京商務中心区(CBD)内に位置し、2008年の北京五輪準備事業の一環として建設される。

北京市建築設計研究院の徐全勝氏によると、同センターの設計プランのうち、建築部分の総合プラン完成・初期設計プラン作成を日本の日建設計が担当し、国家ラジオテレビ設計院が放送設備の設計を担当した。設計図面は、北京建築設計院がこれらプランに基づいて作成する。同センターの敷地面積は3万6100平方メートル、延べ床面積は19万7000平方メートルで、高さ258メートルのメーンビルを中心とする複数のビルが建設される。投資総額は35億元で、正式オープンは2007年の予定。完成後は長安街で最も高いランドマーク建築となる。