第2回中日韓ビジネスフォーラム、北京で開催

第2回「中日韓ビジネスフォーラム」が11月18日、北京飯店で開かれた。同フォーラムは中国国際貿易促進委員会と日本経済団体連合会(経団連)、韓国全国経済人連合会が共催したもので、3カ国から企業関係者、有識者ら400人が出席した。フォーラムでは、3カ国の経済・貿易面での全面的協力及び繊維、アパレル、機械、鉄鋼、電子、都市ガス、運輸・物流、自動車など業界の協力強化を中心に討議が進められた。

中国国際貿易促進委員会の万季飛会長は席上で、「中日韓の3カ国は現在、2国間貿易の輸出入額の合計が2千億ドルに達し、相互投資も増加し続けている」と指摘し、また中国の経済の持続的発展や、西部大開発、東北地方の振興などの戦略的プロジェクトについて、「アジア太平洋地域の国により多くの市場参入チャンスをもたらすとともに、中日韓の企業間協力にとって大きなチャンスとなるだろう」と語った。

韓国の新アジア経済技術連盟の李共同議長は、「3カ国の協力は、現在の製造業主体から金融・エネルギー・IT等の産業に拡大し、さらなる発展を目指すことになる」と発言した。