中国の1−10月の大型工業経済効果が継続増加

国家統計局はオフィシャルサイト上で、1−10月の国有工業企業及び年間売上高500万元以上の民間企業の統計データを公表した。これによると、生産販売は良好な状態を保ち、経済効果は引き続き増えた。

前年同期の製品の売上高は11兆1223億5000万元で、すでに昨年の年間売上高を上回った。伸び幅は前年同期と比べて27.9%、第3・四半期と比べて0.4ポイント上昇した。完成品資金は8252億7000万元で、前年同期と比べて11.5%増え、伸び幅は前年同期と比べて0.2ポイント低下した。そのうち、国有企業の完成品資金は前年同期と比べて5.6%増えた。

利益総額は6472億800万元で、前年同期と比べて46%増えた。増加幅は前年同期と比べて3ポイント低下した。国有企業は3174億元で、前年同期と比べて54%増えた。税金総額は安定増加を見せ、累計5817億1000万元で、前年同期と比べて18.7%増えた。増加幅は前年同期とほぼ同じ水準であった。国有企業は3795億7000万元で、前年同期と比べて16.9%増えた。

統計データによると、業種別から見て、39種の業種のうち3業種の利益が前年同期より伸びた。石油・天然ガス産業は337億4000万元、鉄鋼産業は267億1000万元、交通運輸設備製造業は263億8000万、化学工業は151億2000万元、発電・電力供給業は10億5000万元それぞれ増え、上位5業種の新規増加分が55.3%を占めた。

赤字企業の損益額も引き続き減少した。損益額は934億5000万元で、前年同期と比べて2.8%減った。国有企業は539億5000万元で、前年同期と比べて3.4%減少した。企業の売掛金の増加幅は低下し、総額は1兆8735億元で、前年同期と比べて13.8%増えた。国有企業は2.8%増であった。