中国、アメリカが台湾問題を妥当に処理するよう希望

劉建超外務省スポークスマンが12月2日の定例記者会見で、「中国側はアメリカ側が台湾問題を妥当に処理し、台湾地区の平和と安定及び中米間の共通の利益を守るよう期待する」と重ねて強調した。

同スポークスマンは更に「中国側はアメリカ側が確約を履行し、中国を分裂させようとする台湾当局の様々な挑発行為にはっきりと反対するよう期待する」と述べた。

同スポークスマンは朝鮮の核問題に触れた際、「朝鮮問題をめぐる6者協議の準備作業が着実に進められており、中国側は第2回6者協議をいち早く開催できることを期待している。これは朝鮮半島核問題の早期解決に有利であるからである」と述べた。

同スポークスマンは更に、「6者協議の宗旨は、対話を通じて朝鮮問題を平和的に解決し、朝鮮半島の平和と安定を維持し、朝鮮半島の非核化を確保すること、及び朝鮮の安全面での配慮を解決することだと中国側が見ている。これはカギとなる二つの問題である」と述べた。

同スポークスマンはまた、「中国側は、パレスチナとイスラエルが『ジュネーブ合意』に調印したことを歓迎し、パレスチナとイスラエルの衝突の公正かつ全面的な早期解決の如何なる努力をも支持する。『ジュネーブ合意』は中東和平の実現に役立ち、中東和平プロセスの推進に積極的な影響を与えることから、中国側はこれを歓迎する」との態度を表明した。